2016年6月2日

旅するルイ・ビトン展


紀尾井町に特設されたルイ・ビトンの回顧展に

友人と行ってきました



いままで知らなかったルイ・ビトンの歴史や

クラフトマンシップ溢れる仕事に

感動いっぱいの展示でした



もともと運搬用の木箱作りからスタートした彼の道具は

カンナさえレリーフが施された美しいものでした



手描きの時代

銅板印刷されたあらゆる資料に釘付けです



店舗移動のお知らせは

本当に細かいイラストの2色刷り

とっても可愛いDM です



デッサンの原画も見ることができました

19−20世紀アールデコの時代を生きた空気を感じる展示に

すっかり夢中になって時間をかけて楽しみました



木工職人であり

デザイナーであり作家でありアーティスト。。。

顧客の細かい注文に応える姿勢に感動しきりです

カバンを購入した顧客のロックナンバーの控えの台帳は

カリグラフィーの作品を見ているかのような

美しさでした

全てにおいて美しいというのは

こういうことなんだなぁと感動しました



世界を周っている展示は

旅をテーマとした見応えのあるスタイルでした



ドライブを楽しむ当時のおしゃれなスタイルに触れたり



豪華客船で楽しむ人々のファッションや



車窓に景色が流れる展示と

当時の旅行者の豪華なスタイル



日本だけの特別な展示では

畳の縁にもビトンのモノグラムが施されていました



ガラスの什器もシャンデリアも常設展のような美しいブース



実際に職人さんの細かい作業を観ることもできました

紹介しきれないほどの

時代を感じる手作業で細部まで丁寧に作られた一品一品に

友人とすっかり感銘を受けて会場を後にしました