旅するルイ・ビトン展
紀尾井町に特設されたルイ・ビトンの回顧展に
友人と行ってきました
いままで知らなかったルイ・ビトンの歴史や
クラフトマンシップ溢れる仕事に
感動いっぱいの展示でした
もともと運搬用の木箱作りからスタートした彼の道具は
カンナさえレリーフが施された美しいものでした
手描きの時代
銅板印刷されたあらゆる資料に釘付けです
店舗移動のお知らせは
本当に細かいイラストの2色刷り
とっても可愛いDM です
デッサンの原画も見ることができました
19−20世紀アールデコの時代を生きた空気を感じる展示に
すっかり夢中になって時間をかけて楽しみました
木工職人であり
デザイナーであり作家でありアーティスト。。。
顧客の細かい注文に応える姿勢に感動しきりです
カバンを購入した顧客のロックナンバーの控えの台帳は
カリグラフィーの作品を見ているかのような
美しさでした
全てにおいて美しいというのは
こういうことなんだなぁと感動しました
世界を周っている展示は
旅をテーマとした見応えのあるスタイルでした
ドライブを楽しむ当時のおしゃれなスタイルに触れたり
豪華客船で楽しむ人々のファッションや
車窓に景色が流れる展示と
当時の旅行者の豪華なスタイル
日本だけの特別な展示では
畳の縁にもビトンのモノグラムが施されていました
ガラスの什器もシャンデリアも常設展のような美しいブース
実際に職人さんの細かい作業を観ることもできました
紹介しきれないほどの
時代を感じる手作業で細部まで丁寧に作られた一品一品に
友人とすっかり感銘を受けて会場を後にしました